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About Thyme

豚革
ピッグスキンとは豚皮をなめし、豚革にしたもので、主にファッション素材として国内外で流通している天然皮革です。
ピッグスキンは主に東京都墨田区で生産され、国内生産量の9割を担っています。
この数十年の間にピッグスキンなめし産業は縮小し、全盛期の60~80件あったと言われるタンナーは現在10社前後にまで減少しました。当時月産60~70万枚の生産を誇っていた国内生産量も激減しており、国産ピッグスキンの国内生産量は平成28年現在、月産約3万枚前後で貴重な国産皮革素材となっています。
国産豚皮は、他国の皮とは一線を画す素晴らしい原料です。
三元豚と呼ばれ、主にランドレース、デュロック、大ヨークシャー種などを掛け合わせた品種で、毎月120万頭前後が食肉用として産出される中、その9割が原料皮として市場に供給されます。
すなわち、国内生産量の3~5万枚を差し引いた、100万枚近くの国産豚皮が輸出されていることになります。
それほど人気の国産資源は、他に類がありません。
国産豚皮の素材としての魅力は、肌がきれいで皮が大きいことが上げられます。
これは西欧でも認められていて、高級ブランドにも日本の豚皮が多く使用されていることからも窺い知れます。
日本人の食文化と深く関わり、日本で100%自給できる天然素材"ピッグスキン"。その魅力はすべてメイドインジャパンを実現できること。海外ブランドや海外製品との差別化において、プライオリティの高い皮革素材です。
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